○2010年(H22)７月22日／ＪＲ山陽新幹線・保守用車両が追突し脱線
| 発生日時 | 2010年(H22)７月22日04時20分ごろ |
| 発生場所 | ＪＲ西日本 山陽新幹線・新神戸−西明石の須磨Ｔ |
| 事故種類 | 脱線 |
| 概要 | 同区間の須磨トンネル(長さ2388ｍ)内で、上り線で停車中だった保守用車両の「削正車」(２両編成)に「運搬車」(８両編成)が追突。ミキサー積載の３両目がタンク積載の４両目に乗り上げ両車両が脱線。運搬車は別のトンネルでの作業を終え、須磨トンネルでの作業を終えた削正車と合流し、一緒に車両基地に戻る予定だった。30km/h以上で車両間隔が約300ｍになると自動的に非常ブレーキが掛かる仕組みだが作動しなかった。今回追突した車両は約900ｍ手前のトンネル入り口を47km/hで通過、前方車両との間隔が約300ｍになっても衝突防止装置は作動せず、136ｍ手前でようやく車両を検知。36km/hで自動ブレーキが掛かったが、117ｍ手前まで接近していて間にあわなかった |
| 人的被害 | なし |
| 影響 | ■山陽新幹線は新大阪−姫路の上下線で始発から運転見合わせ・14時30分の復旧までに上下計 97本が運休・約６万2500人に影響 ■東海道新幹線も６本が運休・約6000人に影響 |
| 原因 | 運行規則の40km/hを超過していたうえ、衝突防止装置が作動せず |
| 対策 | |
| 出典 | 産経新聞・読売新聞・時事通信Web版 |