○2008年(H20)９月28日／ＪＲ東北新幹線ほか・信号故障で４時間不通
| 発生日時 | 2008年(H20)９月28日８時07分ごろ |
| 発生場所 | ＪＲ東日本 東北新幹線・上野−大宮 |
| 事故種類 | 信号故障 |
| 概 要 | 東京新幹線車両センター内にある自動進路制御装置が故障、同区間の信号制御が不能になり、東北・上越・長野の各新幹線が全線で運転を見合わせた。 復旧作業の結果、12時00分に順次運転再開。同区間で仙台発東京行「やまびこ202号」と長野発東京行「あさま504号」が立ち往生し、乗客計約940人が車両から降り、高架橋上の係員用通路と一般道を使って、それぞれ約700ｍ、約100ｍ離れた田端まで歩いた 。故障した自動進路制御装置は二重系になっていたが、障害時の系統切替のためのソフトウェアにも不具合があり、予備系に切り替わらなかった。 |
| 人的被害 | なし |
| 影 響 | 東北で36本、上越で21本、長野で19本の計76本が運休・上下42本が最大４時間52分遅延・約６万8500人に影響 |
| 原 因 | 東京新幹線車両センター内の信号制御用コンピュータのハードディスク故障 |
| 対 策 |
・９月28日夜間に故障した自走進路制御装置のハードウェア取替を実施 ・系切替ソフトウェアの不具合は10月６日以降、順次改修 ・復旧体制等の改善を図り、復旧時間等の短縮に努める （ＪＲ東日本リリース「東北新幹線 上野駅〜大宮駅間信号システム障害の原因について」 http://www.jreast.co.jp/press/2008/20081003.pdf） |
| 出 典 | 時事通信・毎日新聞 |