○2005年(H17)７月11日／東京地下鉄千代田線・連結器脱落
| 発生日時 | 2005年(H17)７月11日23時55分ごろ |
| 発生場所 | 東京地下鉄 千代田線・北千住−綾瀬 |
| 事故種類 | 車両故障 |
| 概 要 | 同区間走行中の代々木上原発綾瀬行普通電車(10両編成・乗客約1500人)で非常ブレーキがかかり緊急停車。12日０時半を過ぎても運転再開の見通しが立たなかったことから、乗客は電車から降りて高架橋の作業用通路を約１km歩いて綾瀬駅へ向かった。電車は自走不能で、12日早朝に救援電車と併結して車庫に回送された。千代田線の運転再開は12日６時過ぎにずれ込む |
| 人的被害 | |
| 影 響 | 11・12日の両日で約１万3000人に影響 |
| 原 因 | 当該 編成の６号車と７号車をつなぐ連結器の７号車側固定ボルト(直径約２cm・長さ約４cm)８本がすべて折れていた。このためブレーキ用配管から空気漏れが起きて非常ブレーキが作動。電気配線も一部が断線し、車両停電を起こしたと見られている。同ボルトの前回検査は2002年５月だった |
| 対 策 | 千代田線の同型車両35編成と有楽町線の34編成を点検 |
| 出 典 | 朝日新聞ほか |