○2005年(H17)３月２日／ＪＲ山陽本線・踏切鳴動点の不備
| 発生日時 | 2005年(H17)３月２日14時26分ごろ |
| 発生場所 | ＪＲ西日本 山陽本線・鴨方−里庄・下原二踏切 |
| 事故種類 | 設備障害 |
| 概 要 | 岡山発福山行 快速電車の運転士が踏切内に乗用車を見つけ非常ブレーキを掛けたが、踏切を約30ｍ越えて停車。乗用車は踏切を走り抜けていて接触は免れた |
| 人的被害 | なし |
| 影 響 | なし |
| 原 因 | 15分の遅延で運転中の先行の貨物列車が同踏切の先約30ｍにある「終点」を通過する前に、当該電車が約1.5km手前の「第１始点」を通過したため、貨物列車と快速電車が同一列車であると見なされ、貨物列車の「終点」通過で上がった遮断機を下ろす指示が出なかったためらしい。踏切約70ｍ手前には、バックアップ用の「第２始点」も設置されていたが、感知から遮断機が下りきるまでには約10秒かかり、約40km/hで走行中の快速電車は約７秒で踏切に達してしまうため。遮断機は半分ほど下りたところだったとみられている |
| 対 策 |
・ＪＲ西日本管内の警報機・遮断機つき踏切約6000か所を再点検 ・当該踏切では約700ｍ手前に新たな感知点を設置 |
| 出 典 |