○2004年(H16)11月9日/小坂精錬小坂線・濃硫酸積載貨車が脱線
発生日時 | 2004年(H16)11月9日14時16分ごろ |
発生場所 | 小坂精錬 小坂線・茂内−大館 |
事故種類 | 脱線 |
概 要 | 小坂発大館行15レ貨物列車(ディーゼル機関車2両・タンク車13両)が 約34km/hで惰行運転中、後部からの大きな音と衝撃を感知したため非常ブレーキを使用した。2両目の機関車と、濃硫酸積載の貨車10両が脱線し、貨車のうち5両 目から8両目が横転したが、濃硫酸の流出などはなかった。機関士は「カーブを30km/h超で進行中に違和感がありブレーキを掛けた」と話している |
人的被害 | なし |
影 響 | 12月10日に運転再開・当分の間は通常編成の半分以下の5両編成で運転、事故区間では徐行する |
原 因 | 航空・鉄道事故調査委員会は2006年2月24日、枕木が腐朽して犬くぎの支持力が失われ、機関車前位機の横圧で軌間が拡大。さらに次位機で拡大幅が大きくなり、落輪に至ったものと考えられるとの報告を公表 |
対 策 | |
出 典 | 共同通信・秋田さきがけ |