◇2004年(H16)10月20日／ＪＲ飯田線・脱線転覆事故
| 発生日時 | 2004年(H16)10月20日22時51分ごろ |
| 発生場所 | ＪＲ東海 飯田線・羽場−伊那新町 |
| 事故種類 | 脱線転覆 |
| 概 要 | 飯田発辰野行1433M普通電車(２両編成・乗客３人)が、台風23号の影響で 約90分の遅延で羽場を発車。約70km/hの惰行運転で緩んでいた路盤を通過したところで盛土が崩壊して脱線、築堤下の水田に転落、転覆した 。盛土が流出した箇所は約15ｍにわたって線路が宙づりになり、そこから約50ｍ先で電車が転覆 |
| 人的被害 | 運転士１人と乗客３人がけが |
| 影 響 | 伊那松島−辰野が不通。同区間は23日始発から運転再開 |
| 原 因 | 航空・鉄道事故調査委員会は2006年２月24日、台風23号の大雨によ って隣接する用水路から水があふれ、盛土が流出、レールが約16ｍにわたり宙づりになったのが原因と報告 |
| 対 策 | 地元水利管理組合は豪雨時に巡回を徹底するマニュアルを作成・ＪＲ東海は盛土に排水パイプを設置 |
| 出 典 | 朝日新聞・共同通信 |