◆1988年(S63)12月５日／ＪＲ中央本線・東中野事故
| 発生日時 | 1988年(S63)12月５日９時37分ごろ |
| 発生場所 | ＪＲ東日本 中央本線・東中野駅構内 |
| 事故種類 | 追突 |
| 概 要 | 中央緩行線東中野下り本線に停車していた西船橋発中野行801C(103系・10両編成)に、千葉発中野行835B(201系・10両編成)が追突。２電車合わせて約 340人の乗客のうち、追突した電車の運転士と乗客の２人が死亡、116人が負傷。現場付近では1980年10月にも同じような追突事故が発生していた |
| 人的被害 | ２人死亡・116人けが |
| 影 響 | |
| 原 因 | 左カーブで見通しが悪く下り勾配という線路条件で、835B運転士がATS確認扱い後のブレーキ扱いを誤ったもの。12月１日からのダイヤ改正で中央・総武緩行線 の千葉−三鷹で３分の時間短縮が行なわれたが、遅れが恒常化し たことから、ATS警報鳴動後、確認扱いで先行電車に出来る限り接近する「追い上げ運転」が日常的に行なわれるようになっていたことが事故の背景にあるとの指摘も なされた |
| 対 策 | 首都圏各線にATS-Pの繰り上げ導入が行なわれた |
| 出 典 | |
| 注 記 | 列車番号に誤記があるとのご指摘を頂き、訂正しました(H16.05.26)。 |